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前回の記事では貯金生活をはじめる上で最初の1ヶ月目にするべきことをお伝えしました。
- 毎日の支出を記録する
最初の1ヶ月はこれだけでかまいません。
おそらくいつもと変わらないかいつもより気持ち貯金ができた程度の手ごたえでも大丈夫です。
この1ヶ月のポイントは以下の2点です。
- 自分の支出額を把握する
- お金(=自分の使っているお金)について意識をする
毎日サボることなく記録をしていれば、イヤでも自分の使った金額を知ることになったと思います。
それを見て「あれ?使いすぎじゃないか?」と気づいてもらうことが第一歩でした。
それでは2ヶ月目にするべきことです。支出の記録は継続して実施します。
2ヶ月目にするべきことは『固定費の見直し』
固定費とは?
固定費とは毎日、毎週、毎月、毎年など定期的にかかる支出のことです。
例えば以下の費用が固定費に該当します。
- 住居費(住宅ローン返済、家賃、管理費)
- 携帯電話代(※)
- 保険料
- インターネット代(※)
- ジム、習い事の月謝
- 新聞代
- ファンクラブの会費
など
※携帯電話代とインターネット代は契約プランによっては変動費に分類される場合もあります
今回は特に太字の3つの項目の見直しについて考えていきます。
変動費は闇雲に減らそうとしても成果はあまり出ません。
変動費の節約についてはデータを分析した上で今後のステップで実行します
今は変動費のことは気にする必要はないよ
住居費の見直し
おそらく大半の家計のトップ3に入る支出は住居費です。
持ち家、賃貸にかかわらず支出を圧迫している費用になります。
住居費の目安は一般的に手取りの20~30%程度が目安とされています。
手取りが20万円なら住居費は6万程度までが目安です。
東京や大阪は家賃が高いのでなかなか抑えるのはむずかしいので、会社の住宅手当や社宅制度を活用する必要があります。
ナナミライ家は夫婦で合計3.5万円の住宅手当が出ています(そこまで多くないです)
場所や築年数にこだわりすぎると住居費は高くなってしまうので、ご自分の給料と照らし合わせて再度確認してみましょう。
あまりにも生活水準とあっていない場合は引っ越しも検討しよう!
携帯電話代の見直し
今では当たり前のように1人1台(場合によっては2台以上)は持っている携帯電話代も
気づかないうちにかなりの負担になっています。
月8,000円とすると年間に96,000円、約100,000円です。
家族の分も加わるとさらに支出は増えてしまいます。
携帯電話代の削減には格安SIMの切り替えがオススメです。
格安SIMのメリット、デメリットと料金比較についてはこちらの記事で紹介しています。
格安SIMとドコモ、au、ソフトバンク(三大キャリア)の料金を比較してみた
わたしはLINEモバイルのSIMフリーiPhoneで料金は月2,000円弱です。電話は1通話ごとに料金がかかりますがかける頻度が少ないのでかけ放題のプランは不要でした。
iPhoneの端末代は一括で払う必要はありますが、月のランニングコストが抑えられるのは大きなメリットですし、中古端末や安い機種を選べば端末代も抑えることができます。
ただし電話定額のサービスが少ない、キャリアメールアドレスが使えないなどのデメリットもありますのでご自分のニーズと合わせて検討してみましょう。
保険料の見直し
保険も気づかないうちに家計を圧迫している固定費の1つです。
「よくわからないけどすすめられたから入った保険」は正直必要ありません。
保険証券を見直して本当に必要な保障にのみお金を払うようにしましょう。
ファイナンシャルプランナーに無料保険相談をしてはいけない3つの理由
まとめ
固定費を最初に見直すことをオススメする理由は以下の2点です。
- 毎月同額の支出を抑えられる
- 変動費に比べてストレスがかからず効果も高い
お金を貯めるために最初に見直すのは食費ではなく、固定費なんです。
極端な例ですが、今回紹介した3項目を見直すとこのくらい削減も可能です。※諸経費等は除きます
- 家賃100,000円→70,000円の家に引っ越し(月30,000円×12ケ月=年360,000円の節約)
- 携帯電話を格安SIMに変更(月5,000円×12ヶ月=年60,000円の節約)
- 必要ない保険を解約(月5,000円×12ヶ月=年60,000円の節約)
ちょっと極端な例だけど、本当に固定費は削減できるとそれだけで貯金が増えるよ!
固定費を見直すことで年間で10万、100万単位で支出を抑えることができます。
ぜひ検討してみましょう。
次の3ヶ月目にすることは支出の記録に加えて、収入源を増やす方法をご紹介します。
それでは今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。