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前回の講座では、お金を貯めるために3ヶ月目にすることをお伝えしました。
- セブンポケッツ(複数の収入源)を作る
支出を減らすこととお金を増やすことの2つの行動で少しずつ貯金ができてきたのではないでしょうか。
貯金講座も半分が過ぎました。 これから折り返しの4ヶ月目です。
といっても生活はこれから何年も続くからね!
これまで1ヶ月目から3ヶ月間支出を計上して、レシートや支出メモを取っておいてもらえたと思います。
そのレシートや支出メモを使って、あなたの支出からムダづかい(=浪費)を探して見つけます。
見つかった項目があなたの支出の「ウィークポイント」になります。
それではお金を貯めるために、4ヶ月目にする『浪費探し』について書いていきます。
レシート、支出メモを見返す
1ヶ月目に支出を記録してもらったのは、3つの意図があります。
- 1日1回お金のことを考える時間を作るため
- なんとなくでも1日どのくらいお金を使っているか把握するため
- 複数月(本講座では3ヶ月)でデータを取って浪費を見つける
1番と2番は貯金講座をはじめてから、あなた自身が意識されているのでないかと思います。
逆に意識していなかったとしたらせっかく続けてきた意味がなくなっちゃうよ!
本記事では3番の『複数月(本講座では3ヶ月)でデータを取って浪費を見つける』を実施します。
記録してもらった支出を確認して、あなた自身で浪費を見つけて改善します。
PDCAのCheckとActionにあたる部分だね
では3ヶ月分の支出メモを取り出してみましょう。
浪費かどうかを決めるのはあなただけ
支出は、消費・投資・浪費の3つに分けることができます。
- 消費は「生きていくためのお金」
- 投資は「未来のためのお金」
- 浪費は「ムダづかい」
一般的に良いとされている比率は消費:投資:浪費で、75:20:5と言われています。
あくまで一般論なので、比率はそこまで気にすることはありません。
今回は浪費のみをピックアップして、3ヶ月分の支出の中から浪費だけを抜き出してみましょう。
見つかった浪費の合計金額があなたの浪費額、1番多かった項目があなたのウィークポイントになります。
支出の中で何が浪費かと言われると、実は答えはありません。
試しに例をあげてみるとこのような項目が浪費に当てはまることが多いです。
- 毎日なんとなく習慣で買っているコーヒー
- 特に行きたくないのに断れずに参加した飲み会
- ごはんのついでに買ってしまうデザート、スイーツ
- 嗜好品(タバコ、酒など)
- バーゲンで買ったけど一度も着ていない服、靴
- etc
ではこれらがすべて浪費に当てはまるかというと実はそうではありません。
コーヒーを買ったことで目が覚めて仕事効率が上がったのであれば、消費になります。
飲み会で良い情報を入手できたり、新しい交友関係ができたりすれば投資になります。
そのため項目を見てもわたしみたいな第3者が判断することはできません。
正解はあなたの中にしかないので、自信を持って振り分けて大丈夫ですよ!
さすがのボクでも合っているかは判断できないんだ。あなたの出した答えが正解だよ♪
浪費はゼロにしようとしてはいけない
浪費ですが、絶対にゼロにしようとしてはいけません。
浪費をゼロにするというのは、適度な息抜きやムダづかいもすべてなしにすることです。
1ヶ月くらいならがんばればできるかもしれませんが、これではストレスがたまってしまいます。
ためるのは「ストレス」ではなく「お金」です…
わたしは手取りの7%くらい(200,000円なら14,000円)までなら気にせず浪費してOKだと思っています。
別にとっておいたり、プリペイドカードにチャージするなどして好きなように使えるお金は取っておきましょう。
まとめ
変動費についてはこれまでの3ヶ月間は特に取り上げてきませんでした。
しかしお金を貯めるにあたって、変動費の中から浪費を見つけるアクションは必ずしないといけない項目です。
時間が経ってから確認してみると「あれ、これ買う必要あったっけ?」と客観的に気づくこともできます。
金額はそこまで高くないかもしれませんが、客観的に支出をみる機会を作ることで、今後の考え方を変えることが可能です。
今回だけがんばっても意味ないから気をつけて
次の5ヶ月目は見つけた浪費(ウィークポイント)を使って変動費の見直しを実施します。