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株主優待を価格変動のリスクなしでGetする方法をご紹介します。
「危ない方法なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、証券会社側からも推奨されている方法のため、まったく問題はありません。
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以前住信SBIネット銀行を使った口座管理方法をご紹介しましたが、SBI証券は同系列の証券会社です。
他の証券会社でもできますが、わたしはSBI証券を利用していますのでSBI証券で説明します。
住信SBIネット銀行の活用法に関する記事はこちら
共働き夫婦の共通口座におすすめ|住信SBIネット銀行を使った家計管理
株主優待がもらえる仕組み
株主優待がもらえる仕組みはご存知でしょうか。
株主優待をもらうためには権利付き最終日までに株を一定枚数以上所有することで、株主優待対象者とみなされ、優待をもらうことができます。
逆に言えば、権利付き最終日まで株を持っていれば、その翌日に売ってしまっても株主優待をもらうことができます。
その仕組みを利用した方法がつなぎ売りです。
つなぎ売り(クロス取引)の手順
それではつなぎ売りの方法を説明します。
つなぎ売りは大まかに3つの手順を実施する必要があります。
- 信用売
- 現物買
- 現渡
信用売と現物買は権利付き最終日より前に実施、現渡は権利付き最終日の後に実施します。
信用売、現物買の手順
SBI証券で信用売、現物買をする日時は、権利付き最終日の15営業日前の19:00以降です。
権利付き最終日の日にちやSBI証券で購入する日付については算出方法含め別記事にてまとめます。
例えば2019年8月の場合は、権利付き最終日が8月28日(水)のため、株を購入するのは8月7日(水)の19:00以降になります。
1. SBI証券にログインし、「株主優待をさがす」を選択
2. 「優待金利確定月」を当月の月、「つなぎ売り」を「一般売り」にそれぞれ選択
画像の例では「ミライト・ホールディングス」を選択しています
3. 画面真ん中の「信用売」を選択
優待がもらえるかを確認するためまずは「信用売」で状況を確認します。
4. 赤枠で囲った通りに記載、選択し「注文確認画面へ」ボタンをクリック
株数は企業によって優待を得るために必要な最低枚数が異なりますのでご注意ください
株数の右にある「一般/日計り建託受注枠」が「×」になっている場合は信用売りができないので株主優待をもらうことができません、人気の株はすぐ売り切れてしまいます
5. 内容を確認し「注文発注」ボタンをクリック
6. 「注文照会」タブをクリック
信用売の注文ができているか確認するため「注文照会」タブより確認します。
7. 信用売りの注文がされていることを確認し、銘柄をクリック
これで信用売は完了です。続いて現物買をするためそのまま銘柄をクリックします。
8. 画面真ん中の「現物買」を選択
続いて現物買です。
9. 赤枠で囲った通りに記載、選択し「注文確認画面へ」ボタンをクリック
※株数は信用売で指定した数と同じにしてください
10. 内容を確認し「注文発注」ボタンをクリック
「仮想売買と判断される場合があります」という警告が出ますが無視して問題ありません。
11. 「注文照会」タブをクリック
現物買の注文ができているか確認するため「注文照会」タブより確認します。
12. 信用売と現物買の2つの注文がされているか確認
同じ株数で注文が表示されていれば完了です。お疲れさまでした。
現渡の手順
権利付き最終日の翌日に「現渡」という作業をする必要がありますので忘れないように実施します。
現渡を忘れると悲惨なことになるので必ず日付をメモしておきましょう。
1. 「取引」→「信用返済・現引現渡」の順にクリック
注文照会ではないのでお気をつけください。
2. 「現渡」をクリック
少し小さくて見づらいですが、現渡をクリックします。
ちなみに評価損益はプラスになっていようがマイナスになっていようが関係ありません
3. 注文した株数を入力し「注文確認画面へ」をクリック
株数は間違えないように気をつけましょう。
4. 「注文発注」をクリック
問題ないことを確認し、注文発注をします。
確認は注文照会をクリックして、現渡の注文があれば問題なく完了しています。
まとめ
最初はむずかしいと思いますが、慣れるととてもかんたんに注文まですることができます。
株主優待をもらうには数万から数百万以上の単元株を購入する必要があります。
つなぎ売り(クロス取引)を使うことで低コストで株主優待をもらうことが可能です。
権利確定月は企業によって異なりますが、3月、9月は株主優待がもらえる企業が多いので、ぜひ試してみてくださいね。