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保険って言葉では簡単に言いますけど、保険の種類や保障ってよくわからないですよね。
そんなとき保険を新しく契約したい、保険料が高いので見直しをしたいときってどうしますか。
最近は「ほけんの窓口」などの保険ショップで無料で保険の相談や契約ができる場所が増えています。
無料のマネーセミナーの特典や新築マンション購入時のサービスでもファイナンシャルプランナー(以下FP)の相談も可能です。
しかし保険の新規契約や見直しでFPの無料相談をすることはわたしはおすすめしません。
せっかく無料で相談できるのにもったいない!と思うかもしれませんが、最初に有料相談の初期投資をすることで支払う保険料を抑えることができます。
▼無料相談で有名な保険マンモスですが、有料での保険相談も可能です▼
本記事では、FPの無料保険相談をしてはいけない以下の3つの理由について紹介します。
- 必要のない場合でも保険商品を勧められる
- 完全中立でない可能性がある
- お金にならない話は聞いてくれない
必要のない場合でも保険商品を勧められる
なぜ保険の無料相談が実現できるのか考えてみたことはありますか。
FPや保険ショップなどで保険を契約するときの流れはこのような仕組みになっています。
※実際には保険会社とFP(お店)の間にさらに会社が入る可能性もありますがわかりやすくシンプルにしています。
FPや保険ショップは広告代理店と同じような役割をしています。
あなたと保険会社の間に入って契約の手続きをしてくれます。
複数の保険商品の中からあなたに合った保険を提案してもらえるので人気を集めています。
しかし相談が無料のため、お金(=対価)をもらえる箇所は保険に契約した際の手数料しかありません。
例えばあなたが無料の相談をして以下のような状況だった場合を考えてみましょう。
- 十分な貯金があり、保険を契約する必要がなかった
- 今の保険で十分要件を満たしており、見直す必要がなかった
- あなたのニーズを満たす保険商品がなかった
いずれかのケースだった場合、はたして「保険は必要ありません(紹介できる商品はありません)」と言うでしょうか。
絶対言わないとまでは言いませんが、このようなケースの場合でも何かしらの保険商品を勧められる可能性が高いです。
なぜなら保険を契約してもらわないと商売が成り立たないのと保険が必要ないかはあなたにはわからないからです。
中には無料相談でも正直に言ってくださるFPさんはいますが、保証はありませんよ。
完全中立でない可能性がある
保険ショップや独立系FPは完全中立であなたに最適な保険商品を提案するというメリットがあります。
それにもかかわらずこの完全中立という定義が崩れる可能性もあります。
完全中立という定義が崩れる例を2点ほどあげてみますね。
- 手数料の高めの最適ではない保険商品を紹介する
- 特定の保険会社の商品しか紹介しない(できない)
手数料の高めの最適ではない保険商品を紹介される
先ほどの「保険商品を勧められる可能性が高い」話と同様の話です。
相談が無料のため、手数料が収入源になります。そのため手数料の高い保険を勧められる可能性も否定できません。
きちんと手数料関係なくあなたに合った保険をちゃんと勧めてくれるFPもいます。
しかし見極めがむずかしいので「本当にこれはわたしにとって最適な保険なのかな」と疑ってしまいますよね。
特定の保険会社の商品しか紹介しない(できない)
こちらはマネーセミナーの特典の無料保険相談で起こりやすいケースです。
マネーセミナーの場合、自社主催でない場合、主催の会社からお金をもらっています。
お金をもらっていること自体はまったく問題ないのですが、そうなると無料相談で主催の会社の保険商品を勧められる可能性があります。
何のための保険相談なのかわからなくなってしまいますね。。
お金にならない話は聞いてくれない
無料の保険相談は、何度も申し上げていますが保険に契約してもらわないと商売が成り立ちません。
無料相談では、保険の契約につながるライフプランシートの作成などはしてくれますが、投資の話ややり方などは聞いてくれません。
投資について聞こうとすると、うまくかわされて個人年金保険や変額保険を勧められます。
無料相談で保険の契約に結び付かない相談はできないと思っていた方がいいでしょう。
保険の相談を有料でするメリット
無料保険相談をしてはいけない3つの理由を書きました。
では逆に有料相談をするメリットはなんでしょう。
お金を取るだけで無料相談と変わらないんじゃないのとお考えの方もいるかもしれません。
有料相談の大きなメリットは、保険契約以外の提案、相談ができることです。
相談料でお金が入っている(=商売が成り立っている)ため、無理に保険の契約をあなたにしてもらう必要がありません。
あなたの家計の問題が保険でなかった場合、最適な相談をしてくれます。
また無料相談ではあまりできないような投資の話なども有料であれば聞いてくれるケースも多いです。
実際ナナミライは有料相談でほとんど投資の話をしてたよね
つい夢中になってしまって(笑)
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まとめ:タダより高いものはない
ライフプランシートの作成が目的である場合や、保険についての知識がある場合は無料相談でももちろんかまいません。
しかし本気で保険と向き合うのであれば、わたしは有料で相談することをおすすめします。
保険は人生の中で2番目に出費が高い項目です。
なんとなくではなく自分で合った保険を見つけましょう。
今回は「ファイナンシャルプランナーの無料保険相談をしてはいけない3つの理由」そして保険の有料相談のメリットについて紹介しました。
ぜひ保険の契約を考えている、見直しを考えている場合は参考にしてみてくださいね。
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